[読み] かくまく [英] cornea眼の表面にある無色透明なコラーゲンで形成された膜日本人の場合、500μm(0.5mm)の厚みが平均的角膜は、5つの層によりなりたっており、一番外側から上皮細胞層、ボーマン膜、角膜実質、デスメ膜、内皮細胞層という構造。
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[読み] かくまくあつけんさ [英] pachimetory measurement角膜の厚さを測定する検査。点眼麻酔を使用し、角膜に垂直に超音波のプローブを当て、プローブの先から出た超音波が、角膜内皮面からはねかえってくるまでの時間を測る。
[読み] かくまくけいじょうけんさ [英] corneal surface and structure measurement角膜全体の形状を測る検査。角膜に反射して得られる同心円の像をコンピューターで解析し、カラーコードマップという図に表示するものです。円錐角膜などの角膜の形(形状)に異常を見つけるのに非常に有効であると考えられます。
[読み] かくまくしんせいけっかん [英] pannus角膜は本来、血管のない組織ですが、コンタクトレンズなどの使用で慢性的な酸素不足が、その不足を解消しようとして、生体が反応して血管新生を起こしたものと考えられます。コンタクトレンズの長期装用などで、結膜から角膜に血管が侵入してくる状態などを指します。
[読み] かくまくじょうひかこんだく [英] HazeEpi-LASIKやPRKの術後、まれに見られる角膜の濁り。点眼薬をきちんと使うことで発生を抑えることができる。
[読み] かくまくへるぺす [英] herpetic keratitisヘルペスウイルスの一種が目に感染するものを指します。口や顔に小さな水ぶくれを作るのと同じウイルスです。角膜ヘルペスになると、目が痛む・涙が出る・黒目のまわりが充血するなどの症状が出ます。ほとんど人が子供の頃に感染し抗体を持っていると言われています。最初に罹った時は症状が出ないか、軽い結膜炎程度が普通です。感染したウイルスは、...
[読み] かくまくへんせいしょう [英] corneal degradation全身疾患から生じるものから遺伝性のものまで多岐に渡りますが、何らかの病気が原因で透明な角膜組織の上皮は実質が濁っていく状態を指します。
[読み] かくまくりんぐ [英] Intra corneal ring角膜に半円状の2つのリングを挿入することによって、角膜の前面のカーブを変え、近視矯正をしたり、円錐角膜の治療或いは進行を遅らせる治療方法です。
[読み] かすたむびゅー [英] CustomVue角膜は、手の指紋のように、それぞれが異なる性質をもっています。 WaveScanという特殊な検査装置により、一般的な眼の検査の25倍の精度で、個々眼の状態を正確に読み取ります。このデータをもとに、患者さまオリジナルのレーザープログラムを作成し、照射を行う方法。夜の光のにじみや、まぶしさの軽減、視覚のシャープさなど見え方の質を高めることができます...
[読み] がんけんかすい [英] Blepharoptosisまぶたが下がること。先天的なものと後天的なものがある。まぶたを上げる手術としては、眼瞼挙筋という瞼を吊り上げる作用のある筋肉を縫い縮める手術が一般的です。
[読み] がんし [英] eye discharge瞼の縁にくっついている分泌物。
[読み] がんじくちょう [英] axial length黒目(角膜)の頂点から網膜までの眼の長さのこと。
[読み] がんせいひろう [英] asthenopia眼の疲れのこと。生理的な眼の疲れではなく、病的なものを指します。生理的な疲れなら休めば取れますが、眼を休めても取れない目の疲れのことを指します。
[読み] がんていけんさ [英] funduscopy瞳孔の奥にある眼底を調べる検査。眼底の血管、網膜、視神経を調べる検査を指します。網膜剥離や眼底出血或いは緑内障などの眼の病気を調べる際に行います。
[読み] きょうまく [英] sclera角膜に続く不透明な組織で、眼球の支持組織です。眼球の形をしっかり保つ役目をもっており、角膜と共に眼球の3層構造の内、1番外の外膜を構成しています。
[読み] きんし [英] myopia角膜のカーブがきついか、もしくは、眼軸長(網膜から角膜までの距離。)が長いため、角膜を通る光の焦点が網膜よりも手前に来てしまっている状態。
[読み] けつまく [英] conjunctiva眼球の白目の表面を覆っている半透明の膜。角膜と違い、血管が豊富である。瞼の裏側を覆っている部分(眼瞼結膜)と眼球の白目を覆っている部分(眼球結膜)とに分かれ、円蓋部というところで繋がっています。
[読み] こうげんびょう [英] collagen disease体の中の血液中の抗体が自分の細胞に反応して色々な臓器に炎症を起してしまう病気です。発症し、ステロイド投与して軽快後、再燃して徐々に慢性化してしまう恐れがあります。眼科学的にはシェーグレン症候群やベーチェット病といづれも視力障害(失明の危険性も否めない)をきたす病気ですので、総合病院(内科、眼科、神経科、)などの全てを備え持った施設...
[読み] こうさい [英] iris眼球の黒目部分、瞳孔の外側にある円状の部分のこと。日本人は、一般に茶色か黒であり、白人は、ブルー。円状の部分の紋様は、指紋と同様にその人個人個人、固有のもの。
[読み] こうさいにんしきそうち [英] Iris Registration検査時の座っている姿勢と、手術時の仰向けの姿勢では、 一般的に眼球の位置が平均2.2°ずれると言われています。Iris Registrationは検査をしたときの眼の虹彩の模様と、 手術時の虹彩の模様を照合し、位置のずれを瞬時に解析し、 自動的にレーザー照射角度の補正を行います。
[読み] こうじしゅうさ [英] high order aberrationモノを認識するにあたり、様々な光線が角膜を通過し、一点に集まり像として認識します。しかし、レンズの表面に凹凸があると光線の集まる位置がずれます。この光線のずれを収差と呼びます。高次収差とは、眼鏡やコンタクトレンズで矯正できない微細な角膜のゆがみのことを指します。
[読み] こんとらすと [英] contrast視野の中で色や輝度の差を指す。